メディア掲載

2010.06.22 繊研新聞出稿記事 「1990年代が新しい」

「1990年代ファッションビジネス」 80年代バブルが崩壊した後の90年代、我が国のファッションビジネスは大きな変化を遂げた。80年代バブル期にはDCブランドブーム、さらにイタリアブランドを中心としたインポートブランドブーム、また、ライセンス…

2010.01.19 繊研新聞出稿記事 「働く女性の仕事服」

「労働力率」「働く女性の仕事服」というと、一般的には20代前半から30代前半のいわゆるキャリアファッションが想像される。しかし、労働力人口について調べてみると意外な事が分かった。表1は、女性の労働力人口と労働力率である。2008年の女性の労働力率(…

2009.08.11 繊研新聞出稿記事 「次世代ヤングの新たな価値観」

「注目のカメレオン世代」 小学校高学年から中学生を中心とした、次世代ヤングをカメレオン世代と呼んでいるが、この次世代ヤングのファッションテイストについて分析を行った結果、現在のヤングテイストと共通性は見られるものの、全く異なったテイスト、価…

2009.06.09 繊研新聞出稿記事 「団塊世代マーケットについての再考」

団塊世代マーケットについての再考団塊世代とは1947年〜1949年のベビーブームで生まれた世代を指し、今年で60才〜62才になる。年齢を2才広げて58才〜62才の5年齢の人口では1,063万人となり、日本の人口の約8.4%を占めることになる。したがって、団塊世代に受…

2009.02.10 繊研新聞出稿記事 「20代生活者の「和」回帰」

私の抱いていたイメージでは、人は年を重ねるごとに自分の生まれ育った土地や国への愛着が増し、その文化や伝統に興味を持ち、後世に伝えようとする意識が高まると思っていた。しかし、これは間違った考えで年配者よりもむしろ若い人たちのほうが、和の生活…

2008.11.11 繊研新聞出稿記事 「商品開発のための情報収集と商品企画への活用」

サブプライム問題に端を発した不況は、ファッションビジネスにも大きな影響を与えている。マクロミルによると20代から40代を対象としたアンケートで、41.1%の人が「ファッションにかけるお金を節約している」と答えている。このように消費者の買い控え意識…