(レディース)2011 AW コレクション 私的セレクション ベスト3
コレクショントレンド絶賛分析中のマチルダです。
ブログ更新の〆切をスっ飛ばしまくっておりました。
パリコレの最終日が3月9日、そして東北関東大震災が起きた3月11日。
気づけばもうすぐ4月になろうとしているんですね。
被災された皆様、今も不自由な避難生活を送っている皆様のことを思うと胸が痛みます。
それから、寝る間も惜しんで捜索、復旧など各作業に当っておられる方々にも頭が下がる思いでいっぱいです。
いま自分が出来ることをしながら、この危機を乗り越えてゆくには、気持ちの持ち様もかなり重要だということに気づかされました。
仕事どころではない ...という数日間も正直ありましたが ...
コレクショントレンドの分析に追われていると気が紛れたのも確か。
まだもう少し作業が続きますが、ごくごく簡単にではありますが、今回のコレクションで私が個人的に気になったブランドを3つご紹介します。
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【第3位:Dolce & Gabbana】
今回のD&Gは個人的にはぜんぜんピンとこなかったのですが、Dolce & Gabbanaはここ数シーズンよりもぐっと若いイメージで、ワクワクするようなルックが並びました。
マスキュリンやダンディズムがトレンドで浮上したシーズンとなりましたが、わかりやすいメンズウェアの要素がダイレクトに訴求されているのに、なぜかカワイイ。
さすがです。
対比を成す女性的なルックのほうも、星柄や音符柄など、POPな柄が楽しい。
D&G消滅→Dolce & Gabbanaとの統合という噂、どうなるんでしょうね。
気になるところです。
【第2位:Prada】
もう、ひと目みて恋に落ちました!(笑)
60'sレトロ、カワイイ!!
一時期のMiu Miuのような雰囲気という気もしましたが、いろいろな最先端のアイディアを盛り込みつつ、実際に着てみたいと思わせるところがミウッチャの素晴らしさかなと。
配色も、シルエットも、バランスも、小物使いも ...
いろいろと気になるところが満載です。
フェミニンなムードが2011SSで盛り上がるので、その流れでこのテイストは注目度が高いと思います。
【第1位:Christian Dior】
衝撃のニュース(ジョン・ガリアーノ逮捕→ディオールのデザイナー解雇)が流れた後でのランウェイ形式での新作発表。
これが唐突に最後のコレクションになってしまった訳ですが ...
本当に惜しまれる!!
今回のディオール、素晴らしかった。
フェミニティとクラシカルなムードの融合、ミステリアスでロマンティック。
ああ、自分とは遠い遠いラグジュアリーブランドですが、真似したいポイントが満載です!!
膝丈のニッカボッカーズ、カワイイ。
ボルドー×ピーコックブルーの配色、ステキ。
さて、次期デザイナーは誰に???
いろいろと揺れ動きそうなパリモード界です。