メンズファッショントレンド(!?)

こんにちは、安部です!!


春物が立ち上がった3月中旬にセレクトショップを中心にショップリサーチ(ウィンドウショッピング)に行ってきました。前シーズンの傾向の継続で面白みのないアイテムも多かったですが、今回はいいなあと思うモノがいくつもあり、私の物欲も疼いてきましたーーー!!!街を見て、個人的に有力であると感じられるメンズトレンドについて、ちょっと書きたいと思います。


まずは、「デニム」。D&Gやラルフローレンが2010年春夏シーズンでジーニングスタイルを打ち出したのはご存じの方も多いと思います。その結果、巷ではガーリーなウェスタンスタイルが増加中ですが、同時にデニムスタイルメンズ版も増えてきているようです。デニムオンデニムスタイルを打ち出す店舗もあり、新鮮さを感じます。ただ、メンズではガーリーなテイストに振ることはできないため、ネイティブアメリカンテイスト、ビンテージワークテイストなどに置き換えてレディスとの整合性をとっているところが多いように感じました。


さらには、「レトロマリン」。トゥモローランドヘリー・ハンセンのパーカに一目惚れ。レトロモダンでスポーティなマリンアイテム、ついつい買いそうになりました!!!そういえば、ビギンでもマリンパーカがマリンパとして特集されていましたね。また、どのセレクトショップでもボーダーアイテムが多く出ており、ショップ店員でも着用している人が多いですよ。


そして、「ロマンティック」。ロマンティックでポエティックなテイストが一般的に受け入れられるようになったように思われます。ここらへんはレディスのトレンドとも連動して、メンズでも取り入れられているように思われます。

      MANDOの花柄ジャケット



また、スタジャンやボーリングシャツなど、「50年代を思わせるロカビリースタイル」が増加傾向にあるように思われます。ファッション誌でもこの手のスタイルは多くなってきていますね!


最後に、私個人的に最も関心のある最新トレンドは「70年代のトロピカルなスポーティビーチスタイル」です。まだトレンドとしては早いのかもしれませんが。。。しかしながら、2011年春夏のトレンドブックにイーグルスのホテルカリフォルニアを彷彿とさせるイメージが出ていました。「パームツリーが揺れる浜辺、建物を照らす裸ネオンのイメージ、新鮮でカッコいいなあ」と思っていたところ、メンズではごく一部の高感度なセレクトショップにこのイメージのアイテムが展開されていました。それを見て、そういえば昨年の夏にアダムキメルがカッコいいトロピカル柄のシャツを出して、雑誌などでも注目されていたのを思い出しました。おそらく今年の夏にこのトレンドが「どーん!!」と広がることはないと思うのですが、来年の春夏で形になってくるのではと感じています。ぜひ心の片隅に留めておいてくださいね!