忘れかけられたキーワード「エンターテイメント」

プレールさんでインターンをさせて頂いてましたおさとです。
研修の締めくくりに、スタッフブログを書かせて頂くことになりました♪


先日の『特ダネ』の冒頭で、小倉さんがEXILEについて語っていました。
最近、小倉さんはよく番組の冒頭でEXILEの話題を出してるような・・・


そこで、今日はEXILEネタです!


先日、皇居前広場天皇陛下即位20年を記念する国民祭典で楽曲を披露したりと、もはや国民レベルの認知度がある彼ら。
ヒット曲も多数あるのはご周知の通りです。
テレビ番組においても音楽番組などの出演以外にグループ名での冠番組を2つ持ち、EXILEとしての情報発信を盛んに行っています。


そんな彼らの活動の中で、もっとも気になっているのが・・・


月刊EXILE なのです。


ご覧になったことありますか??
読む前は、EXILEのファンのための雑誌かと思いきや、
ファッションのネタもしっかり載っています。
むしろ下手なファッション雑誌より、提案がなされていて、面白いと感じました。
ちなみに先月は、雑誌グラマラスとコラボしていました。
特ダネの小倉さん情報ですが、この雑誌の発行部数は30万部だそうです!


近年、雑誌が伸び悩む中では驚きの数字だと思います。
ちなみに、最近付録をつけてヒットしていると言われている宝島社の雑誌の発行部数ですが、2009年10月号はSweet で70万部、SpringとInRedはそれぞれ50万部となっています。


このことからも、月刊EXILEの影響力の強さが予想されます。


アーティストでありながら、歌、ダンスに留まらず、テレビや雑誌を通じたメディア戦略など多角的にエンターテイメント性を高め、消費者にアプローチしている部分が非常に賢いと感じます。
このところの不景気で低迷するファッション業界も彼らにエッセンスを学ばなければいけないなぁと感じる今日この頃です。


そんな彼らが決意表明と題し、今後の方向性を示していました。
それはEXILEが今後Love、Dream、Happinessをテーマに社会貢献の可能性を追求していくというもので、その手段としてエンターテイメントがあるということでした。



http://exile.jp/index.html


「エンターテイメント」はファッション業界における多くの企業が経費削減に明け暮れて、忘れかけているキーワードであり、今後重要性が高まる部分なのかもしれません。


インターンを通じて学んだ事は、ファッションの道は1日にしてならず。
様々な情報や時代の変化を常に意識して蓄積することの大変さや、重要性を改めて実感しました。そして、どういった形で店頭で表現するか・・・ですね。


プレールの皆様、2週間ありがとうございました。