「安かろう、悪かろう」の時代は終わった、のか?

今日まで2週間、(株)プレールさんでインターンをさせていただいていました学生B子です。
マーケティングを主要業務としたプランニングオフィス」の日常のお仕事、に
触れさせていただきました。


インターン最終日にして思うこと。ファッションと情報の価値、ですね。


最近、ファストファッションから目が離せません。
H&M、フォーエバー21と来て、来月はアバクロ。
来年か再来年はヴィクトリアズシークレットもやってくる!
ユニクロをファストと呼ぶかどうかは意見が分かれるところですが)
とにかく売れている、ファストファッション


ヤフーの意識調査では
ファストファッションの商品は国内の百貨店や専門店の商品と
比較しても遜色ない、あまり悪くない、と思う人の割合がなんと54%でした。


これを見て感じたのは、ここでいう商品の良さって「情報の品質」なのでは?と。
「スピーディに今の気分を反映している、
コレクションやストリートの先端的トレンドがつまっている」
ということが価値であって、素材や縫製よりも重視されている・・・


情報を価値として捉えるかどうかで、
ファストファッションを「安いけど、イイ」というか「安かろう、悪かろう」というか
分かれます。


「先端を行っている」という記号への対価だから、安いと50%以上の人が思うのであれば、
今は「モノ自体より情報優先」の発想に傾きつつあると言えるのかもしれません。


でも、一方でリサイクルアイテムや古着への回帰も注目されていて
一人の人のワードローブの中に「エコ」と「ファスト」、両方あったりするんですよね。
「PASS THE BATTON」にあるように、
リサイクル商品に元の持ち主の思い入れなどが添付されている
そこにも商品に+アルファの情報の価値が生まれていたり。


テイストやカテゴリー、商品の新旧まで、一人ひとりがリミックスする時代、
「情報」がキーワードになって、個々人が編集をする際の原動力に
なっていたりするんだなと感じた、
インターン最終日なのでした。


プレールの皆さん、お世話になりました!


yahoo意識調査アンケート
http://polls.dailynews.yahoo.co.jp/quiz/quizresults.php?poll_id=4238&wv=1&typeFlag=1