買いました。着てみました。

たまです。


なにかと話題が尽きないファーストリテイリングユニクロ
先月発売になったジル・サンダーとのコラボ商品「+J」を2点程購入しました。購入したのは10月11日。まだ発売されて間もない頃です。しかしながら店頭では早くもサイズ切れが発生していました。レディスについてはほとんどの商品がLサイズがずらり、Mサイズがちらほら、Sサイズはほとんど見当たりません。思わず「サイズ展開はMとLのみですか?」とショップスタッフの方に聞いてしまったほど。ストックからなんとかサイズを探してもらい、雑誌などによく掲載されていたVネックのニットプルオーバーとベア天のクルーネックTシャツを購入しました。


ニットプルオーバーについては「肩まわりの感じがいいかも」とか「袖口のリブ幅が違う」、「シルエットが悪くない」など、いくつかのよいイメージの感想を持ちましたが、気が付くとそれはすべてユニクロの定番商品との比較でしか見ていないのです。ユニクロではない違うショップでこれと同じ物があったらはたして購入するかしら?たぶん「目付けが軽いな」、「すぐにくたっとしそう」など、最終的にはレジカウンターには行かないのではないかと思います。


でも、買ってしまった!それは話題性やジルサンダーなのにリーズナブル、定番商品よりステキと思った気分など、ある意味「ユニクロマジック」にハマッタのかなと思いました。


ファーストリテイリングが、デザイナーとのコラボによって得るであろう様々なノウハウを、今後は従来の定番商品に生かしていくであろう事を想像したらなにやら鳥肌がたちます。雑誌のインタビューで、柳井社長が「2020年にアパレル世界一」を目標に掲げているというコメントを読みました。確立した技術は余すところなく利用する。技術を新しい商品にバリエーションを広げて展開することによってコストを抑えつつ新市場を開拓する。工業製品のように量産されるユニクロの衣料製品が10年後にどのように進化しているのか、注目していきたいと思います。