夏夏冬冬

代表の栗山志明です。

先日の3連休に秋物のリサーチに百貨店に行きました。

一般的に多くの人がジャケットを着るのは最高気温が20℃を切ってからといわれていますが、この日の最高気温は25℃でした。この日はジャケットスタイルの人がチラホラ見られましたが、一方で半袖の人も半分近くいたのではないでしょうか。

半袖のTシャツから長袖ジャケットまで見られるのは、この時期ならではということかもしれませんが、さすがに売り場も重衣料は例年より少なく見えました。メインVPの多くはワンピースやカーディガンで、それだけ実需での売り上げが中心になっているのだと実感しました。

今や春夏秋冬ではなくなって、夏夏冬冬などという人もいますが、しばらくすると一気に冷え込んで、今後は防寒衣料の人が増えてしまうのかもしれません。そうなると、アイテムバランスや店頭展開スケジュールも大幅に見直す必要があるわけで、従来のセオリーが通用しない状況になっていると考えられます。