ファッション今日この頃

こんにちは。
本日のブログ担当はマチルダです。


季節は2010年冬。
でもファッションのシーズンとしては2009秋冬。
仕事では先日2011年春の案件を扱い、来月は2010年秋冬コレクション。。。。
時々こういう状態に陥るのですが、年度と季節が頭の中でぐっちゃぐちゃな今日この頃です。


消費の冷え込んでいる昨今にあっては「時代の異端児」を自負している(?)ほどの物欲と消費行動を抑えていない私ですが、この秋冬シーズンは結果的にほとんど新しい服を買いませんでした。
セールも1月初旬にチラっと見に行きましたが、今どうしてもコレが欲しいというモノには出会えず。


昨年期中に店頭で見て気になっていたアイテムが、セールでもそのまんまに売れ残っているのをいくつも見かけ、ああ、本当にモノが動いていないのだなあと実感しました。それでも「30%OFFぐらいじゃ買う気にならないな。」と正直思ってしまったので、私にもそれなりに時代の影響があるみたいです。


春物もチラホラ店頭に出て来た頃ですが、コレクションでは今ちょうど、2010年プレフォールのルックが発表されています。Pre-Fall Collectionは、秋冬のコレクションに先駆けて発表されています。春夏コレクションに先駆けて発表されるResort Collectionというものもありますが、以前はバカンス向けのリゾートウェアだったり、イヴニングドレス風のオケージョンアイテムが主流だったと記憶しています。それがここ数年は正規のコレクションよりもぐっとリアルクローズ寄りの提案をするブランドが増え、メディアが取り上げてくれるので私たちの目にふれる機会も増えました。


弊社ではプレコレクションのトレンド分析も行っており、実用的な情報としてお求めいただく需要も増えています。
弊社で作成しているトレンド情報については、こちらをご参照ください。
http://www.preal.com/service/analysis-trend.html


さて、今日現在までの段階で、私の心を射止めたブランドNo.1は、NYのProenza Schouler(プロエンザ・スクーラー)です。


注目株の若いデザイナーが多いNYブランドの中でも、私としてはかなり好きなブランドです。お値段的には残念ながら私のおサイフ事情では。。。。(涙)


今回のプレフォール・コレクションの大半はすごく実用的なアイテムで、着こなしも即、お手本にしたいかんじです。


ファーのアウターが欲しくなってきました。
もちろんフェイクファーで構いません。
でも、電車の中では暑そう。。。?
そう、見た目でいいなと思っても、日常着としては現実のシチュエーションを思うと、躊躇してしまうコーディネートやアイテムがあるのも事実。


実際に着てみてどうかはちょっと疑問ですが、シャツをきちんとウエストインして、丈の短めのセーターやニットベストを合わせる着こなしが最近気になっています。


昨日仕事で見ていたプラダの最新メンズコレクション(2010秋冬)でも、こんなふうに、チラっとニットの裾からシャツが見えるバランスがカワイイなと思いました。


セールが終わってしまう前に、冬アイテムをもう一度チェックしに行こうかな、と思った次第です。


ついでに余談ですが、プロエンザ・スクーラーのデザイナーのお二人。
やんちゃそうでいてインテリな思考の持ち主、というところが私のツボを突きます。


Jack McCollough(左)Lazaro Hernandez(右)